自分を客観的にみる
私は、毎日はりきゅうの仕事をしています。
脈を診たり、お腹を診たり、問診したり、体の歪みや骨盤周りの筋肉の状態などを診て、
その方の本来の姿を取り戻せるよう、施術しています。
「自分のことは自分が一番よく知っている。」
と、よく言われますが、どうなんだろう?と思います。
数年前、高いところから落ちて、右肩を痛めたのをきっかけに、いつも右肩のどこかに違和感があり、痛みは特にありませんが、可動域の回復に関しては、あともう少し、でした。
時々、自分で鍼したり、立ち方を氣にしたり、ストレッチをしていましたが、あともう少しがどうしても…
そこで、私も1週間に1度体を診ていただくことにしました。
ストレッチやトレーニングをしてみると、体の歪みがわかってきました。
右肩が痛いのは、左より右が強いためのものとのこと。
一番驚いたのは、姿勢を正そうとする余り、胸を張り過ぎて背中が硬くなっており、そのため呼吸が浅くなっているそうです。
えっ?胸張り過ぎ‼︎
それを意識するようになってから、呼吸が深くなり、疲れにくい体になってきました。
治療の目的は、
本来のあるべき状態に戻すこと。
それならば、何が本来なのか知らなければなりません。
自分自身を客観的に見つめ、知り、ケアする機会を作ることは、健康に向かうため、健康を保つために必要なことなんだと、改めて感じています。
体の定期的なメンテナンスに、有理はりきゅう室を選んでいただけるとありがたいです。
有理はりきゅう室ホームページ
http://www.yuriharikyu.com/
冷え性対策、始めませんか?
朝夕、だいぶ涼しくなってきましたね。
冷え性のきつい方は、この時期から寝る前に三陰交へのお灸してみませんか?
ご家庭で手軽にできるお灸が入荷しました。
1シート60個入1000円です。
両足の三陰交に毎日すれば1ヶ月分です。
ぜひ、お試しください。
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左肩のどうしようもない痛み。
先日、私と同じ世代のママさんが治療に来てくださいました。
主訴は、肩こり。
2年くらい前からひどくなったけど、若い時からずっと肩こりを感じていました。
最近では、いーーーー!ってくるくらい、どうしようもなく凝るとのこと。
右左、どちらが強く感じるのか、というと左のみ。右は何ともない、と。
ご自分で、揉みほぐすような肩こりではない氣がします、と。
脈を診ると、寸口という体の上の部分に強い脈が現れています。特に左側。
そんなに早い脈ではないけれど、強い脈はよく熱を現します。胸に熱が多いようです。
お腹を診ると、胸の真ん中からみぞおちにかけて手術の痕があります。
尋ねてみると、幼い頃の手術の痕。
心室の中隔に小さな穴があり、それを閉じる手術をし、今も定期的に循環器病院に通っていらっしゃいます。ずっと心臓に負担のかからないように生活していらっしゃったとのこと。
この寸口の強い脈をなんとかしなければ!
少陰心経の熱を取るツボ「少府」へ鍼。
手のひらの熱がサーっと引いていくのを患者さんと一緒に感じました。
そして、免疫力を高めるため、足三里にお灸。
骨盤周りの筋肉を緩め、背中を整え、その日は終わりました。
次にお越しくださった時、
前回治療後、だいぶ肩こりが軽くなり、いーーーっと、する回数がだいぶ減りました、とのこと。
鍼で心臓の治療をすることはできませんが、
胸の熱を取り、心臓への負担を減らすことは可能なんです。
今のものすごく暑い時期ならではのお話でした。
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上星という不思議なツボの効果(鼻詰まり)
鍼の治療、特に脈やお腹を診ての治療は、このツボは何に効くツボだからここに鍼、というふうにはいきません。
そういうやり方を学生の時聞いたには、
「クックブック」って言うんですって。
料理の本を開いて、えーっと肉じゃがの作り方はどうだっけ?と調べるように、腰痛のツボはどこだっけ?と調べていくこと。
五蔵六府がどのようになって欲しいのか、
(五臓六腑と書いてませんよね。その理由は、そのうちお話しします。)
そのためにどのツボにどう働いてもらうのか。
それを「本治法」と言います。
その本治法のほかに、この症状に特に効く
「特効穴」というのがあります。
今日の一穴は、鼻詰まりの特効穴
「上星(じょうせい)」
これは、頭にあります。
鼻筋を真っ直ぐ真ん中を上がっていって、髪の生え際からほんのちょっと入ったところ。
押さえると痛いです。
ここにお灸をするのがいいんですが、髪があってもぐさが立たないし、目立つから剃るわけにもいかないですよね。
ここに、髪の毛をかみ分けて線香を近づける。
ギリギリまで近づける。熱いと感じるまで我慢!そして離す。
熱い!離すを5回繰り返します。
すると、やってるそばから鼻の奥がシューっと引き締まってきて、鼻の通りがかり良くなります。
そういう時は、だいたい肺の脈の診所が太くなっているか、指に強く当たるようになっているので本治法をしてからの方が、断然効果は高いです。
ご自身で試しても大丈夫です。
慢性の蓄膿症や風邪引きで鼻が詰まる時、試してみてください。指圧するより、断然効果が高いようです。
それでもやっぱり本治法が治療の肝(きも)です!
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ダイエット用よもぎ蒸しの薬草、入りました。
暑い日が続いています。
たくさん汗かきますよね。
それなのに、
「私、顔には汗かかないんですよ。」
との20代前半のかわいい方。
よもぎ蒸しの前にする鍼では、脈に従って体質へのアプローチ。
ぷよーんと柔らかく力ない脈なので、脾の土穴に一本。
その後、下腹部にびわの葉を載せてホットパック5分。
それからダイエット用薬草でのよもぎ蒸し。
頭までマントをすっぽりかぶり30分間のよもぎ蒸し。
前回の美容用よりも発汗作用が強く、いつも顔に汗かかないのに、全身からたっぷり汗が出て、とても爽やかな様子でした。
ニキビが氣になるとおっしゃっていましたが、次にお会いした時、とてもニキビが落ち着き、
キメが揃ってきていました。
お肌の調子がいいと鏡を見るのが楽しみですよね。
よもぎ蒸しの効果、人によって差はありますが、お肌や髪の艶が出てきて、ツヤ肌、つや髪になる方が多いようです。
ぜひ一度体験してみてください。
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8月の営業についてのお知らせ。
8月の営業日について、お知らせします。
8月10日月曜日祝日は、営業いたします。
8月13日午後から16日まで、お休みさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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汗をかく。
毎日、暑い日が続いています。
あいさつの冒頭は決まって、「暑いですねぇ。」
暑い日に涼しいクーラーの風に当たると、私はなんともまあ幸せな気分なります。
暑いのに、こんなに涼しい!発明してくれた人、本当にありがとう、幸せ〜、って言うのが口ぐせです。
クーラーは涼しくてとても幸せですが、今は夏。
1日1回は大汗をかきましょう。
夏は熱を発散する時期です。
脈は体表面に近い浅いところを流れ、熱が内に篭らないように、表面に発散するようになっています。
涼しい環境にいる時間が長いと発散するはずの熱がこもってしまい、頭が痛くぼーっとしたり、皮膚が痒くなったり、秋に体調を崩したりします。
熱中症のことが多く取り上げられ心配されますが、夏なのに発散できない熱がこもった状態もお氣をつけください。
こまめに水分を取り、1日1度はしっかり汗をかきましょう。
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