「氣」とは何だろう?
氣とは?
はて?どういったらいいかな・・・
私は「エネルギー」と答えます。
学生時代、東洋医学の先生は毎時間のように
「経絡とは、人が生きるために必要な氣血という有形無形のエネルギーを循環させるための通路であり、それが異常になると病氣になる。」
氣とは、生きるために必要な無形のエネルギー。
そういわれても、わかるようなわからないような・・・・・、ですよね。
ところで、「気」の字を「氣」と書くのはどうしてなんだろう?と疑問に思ったことはありませんか?私はあります。
見渡してみると、「氣」の調整するお仕事の方や、「氣」を大切にしていそうな方は必ずと言っていいほど「氣」を多用するようです。
「氣」の中に含まれる「米」は、末広がりで八方に広がることを意味し、エネルギーが全身に放出されることを意味します。
一方、「気」の中に含まれる「〆」は、エネルギーを〆るとなり、エネルギーが抑え込まれる感覚となります。
米は、私たち日本人がずっと主食としてきたエネルギーの源。一粒のお米から万倍の米が実り、命は受け継がれてきました。
こうしてみると、「氣」という文字のすばらしさと、「氣」のイメージがグッと身近になってきませんか?
内側に〆切ることなく、四方八方にいい「氣」を放ち、毎日を元氣に過ごしていきたいですね。
当室で使用している刺さない鍼「てい鍼(ていしん)」は、氣の調整を得意としています。
有理はりきゅう室ホームページ