私がはりきゅうをしようと思ったのは①
小さい頃、モントリオールオリンピックでルーマニアの体操選手、コマネチを目にした。
すごーい、コマネチみたいになりたいなぁ…
(近ごろの子ども達は全く違う意味でコマネチという言葉を使うみたい…)
そう思って小学生から体操を始めた。
身体が小さい、逆立ちも逆上がりも大好き。
柔軟性もあり、体操が楽しくて楽しくてたまらなかった。
中学では体操ざんまい。
高校進学は体操で決めた。
そして、高校でも体操ざんまい、のはずだった。
高校に入ってすぐ、段違い平行棒の着地に失敗し、腰を痛めてしまった。
半年間はほぼリハビリ。
そのまま高校時代は腰痛を抱えながら体操を続けた。達成感はあまりなかった。
高校卒業する進路選択の時、指導者の道を取るか、治す方の道に進むか、少しだけ悩んだ。
担任の先生に「鍼灸の道に進めば?」と勧められた。「はー!そんな地味な仕事、絶対嫌です。」
そして、指導者になることを夢見て、体育科に進学することを選んだ。
つづく
有理はりきゅう室ホームページhttp://www.yuriharikyu.com/