晴れのち晴れ 〜有理はりきゅう室ブログ〜

鹿児島市吉野にある小さな治療室。女性一人でやってます。

感情を感じきる、そして受け入れる

昨日に引き続き、感情を感じきる、です。

私は気が動転しました。

ポジティブに切り替えてはダメなのか?
じゃあ、どうすればいいんだ?

私はとても周りから感情の動きがわかりやすいらしいのです。
めっちゃ喜んだり、
めっちゃ感動したり、
そして、めっちゃ落ち込みやすい。
それが、側から見ていて手がつけられないくらい。

結局そうやって、落ち込んだアピールして、私が悪うございました、すみませんでした、私ダメ人間です、何とでも言ってください。

大丈夫よ、そんなことないから。
なんて、慰めの言葉をねだってるんでしょうか、私。

落ち込んだけど、こんなにポジティブに切り替えました、私、えらいでしょ!みたいに。

こういう感情の動き、これまでの人生でたーくさんありました。

少し離れたところからそういう自分を眺めると、不思議ですね。

へー、そんなことで落ち込むんだぁ。
落ち込むような状況は、自分の心で作っているのに気付いてないんだぁ。



この落ち込み癖を手放そう、

頑張ったのにやっぱりダメだった、と自分いじめをするのを手放そう、

無理にポジティブに切り替えて感情を押し込めるのを手放そう、

悔しい時、悲しい時、思いっきり泣いて叫んで、感情を感じきって、そして次に進もう!
そう思います。

これ、東洋医学の考え方にもあることなんです。

例えば、怪我して赤く熱を持って腫れあがっているところ、普通、氷か湿布で冷やしますよね。
そうすると熱を押し込んでしまうんです。

あせもなど皮膚が赤くなってる時、あせもの薬を塗ると、今度は同じ皮膚の肺の領域に熱が入っていって、咳が出始めたりします。

そういう時は、冷やすのではなく、どちらの場合も発散させる鍼をします。

心も体も、押し込めず、その状況を受け入れて発散して次に進みましょう^_^

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