あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
世の中がなかなか思い通りに行かない時期を過ごしてきましたが、そろそろ動き出せそうな、そんな予感がする今年の「寅年」。
皆さまの健康を保ち、更に発展繁栄されますよう、日々の治療を続けていきたいと思っております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年は3日より、通常通り営業致しております。お気軽にご予約、お問い合わせください。
有理はりきゅう室ホームページ
https://www.yuriharikyu.com/
年末年始の営業について
12月下旬になりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
年末年始の営業について、お知らせさせていただきます。
年内は、12月28日火曜日まで
年始は、1月3日月曜日より
通常営業させていただきます。
よろしくお願いいたします。
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無理せず暖房使いましょう
温かな日が続いていましたが、急に寒くなりましたね。
気温の急激な変化に、体調管理が難しいことがあるかと思います。
そんな時は、特に体が寒さに慣れるまでは、無理せず衣服や暖房、カイロなどで保温していただくことをお勧めします。
離れて暮らすお子さんや高齢の方がいらっしゃる方、ぜひ尋ねてみてください。
外出機会が少なくなり、こたつに入っている時間が増え、活動量が減って心身の機能が低下傾向の方、増えているようです。
適度な暖房と、できれば素肌にフィットした肌着、特にお腹から下を冷やさないように。それと下腹部にカイロを当てて、体全体に温かさを巡らせましょう。
適度に保温し、しっかり活動して毎日をはつらつ過ごしていきましょう。
残り少ない2021年を健康に過ごせますように。
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顎関節症は、腎経と腸腰筋がカギ
「顎関節が痛くて口が開けられない!」
お話しするとき、食事の時、口が開けられないのはかなり苦痛です。
何が起こったんだろう、と思いますよね。
顎関節症になってしまったら、関節を矯正したり、それに関係する筋肉を緩めたり、治療法はさまざまあると思いますが。
私が診るのは、脈と腸腰筋です。
脈を診ると、腎経が固くなっているもしくは、緩んでいる。
これ、真逆なんですけど、どちらもありです。
では、腸腰筋。
仰向けで膝を片方ずつ抱え込むトーマステストで腸腰筋の緊張を診ます。
すると、顎関節に問題がある側の腸腰筋が固くなっています。
そして、ほとんどの場合、腸腰筋が固くなっている側のほうれい線が深くなっています。
脈診で、腎経が固い場合と緩んでいる場合がありますが、腹部腎経の走行部に腸腰筋の一つの大腰筋(腸腰筋は大腰筋と腸骨筋を合わせた名前)があり、その左右のバランスが取れていない時、トーマステストで左右差がはっきり現れています。
施術は、まず脈に従って鍼。
緩んでいるのを引き締めるか、固くなっているのを緩めるか、ケースバイケースです。
次に生命力を高める目的で足三里にお灸。
女性はプラス三陰交にお灸。
次はうつ伏せで下肢の硬結、第二頚椎、僧帽筋の検査をしてから背骨ゆらし。
仰向けでもう一度トーマステストして偏りが残っていれば腸腰筋ほぐし。
すると、ほとんどの場合口が開くようになります。
「えっ!」とびっくりされる方もいらっしゃいます。
背骨を支える筋肉が弱くなっていたり、普段の動き方の癖で施術後少し元に戻ってしまいますが、数回の施術で口の動きが楽になります。
ぜひご相談ください。
腸腰筋の偏りが顎までいくって、すごいですよね。
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来週の営業日について(お知らせ)
便秘の方、一度試してみてください。
便秘になりやすい方、いらっしゃいますよね。
特に女性にそういう傾向の方が多いようです。
便秘傾向の治療は、消化器系の動きを活発にするため脾経、乾いて硬くなりやすい肝経、押し出す力を助ける肺経、などにアプローチしていきます。
鍼灸治療もいいけど、どうしても明日出したい!という方もいらっしゃいます。
例えば、明日までに検便を提出しなくてはいけない、など。
お薬飲んでも効果がない場合や逆にお腹が痛くなり、何度もトイレに行く羽目に。
そんな時、試していただきたいのが、
寝る前にエキストラバージンオリーブオイルを大さじ1杯飲む、です。
ぐっ、と一息に飲んでしまうのがいいですが、オイルをそのまま飲むのに抵抗があるならば、こちら。
市販のカップヨーグルトに、
エキストラバージンオイルを大さじ1杯入れて、混ぜ込んで食べる。
フルーツよりもアロエヨーグルトがお勧めです。
翌朝、穏やかにお通じあるとのお声を多数いただいています。
ぜひ試してみてください。
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実は・・・「痔」なんです・・・
なかなか言えない体の悩み、「痔」
つらい、でも言えない・・・
時々、脈を診ていて「失礼ですが、痔でお困りですか?」
「え? あっ、はい。なんでわかるんですか?」
こんな会話することがあります。
これは痔の中でも「いぼ痔」のお話です。
「痔」は、女性に多いことが知られています。
出産を経験した女性が多いですが、意外に若い方もいらっしゃいます。
それはなかなか言えませんよ。
さて、どんな時にそんな会話があるかというと、
肝の脈が強いとき、
肺の脈が強いとき、
その強さは独特なので表現は難しいですが、中に熱を帯びているような感じです。
先日お越しの20代前半の女性の方。
肺の脈が強く、風邪や呼吸器症状がなく、鼻づまりもない。
あれ、もしや?
施術は、肺の熱を取る鍼の後、肺の激しい症状を取る「孔最」にお灸をしっかりしました。熱かったでしょう、よく我慢してくださいました。
その後、背骨をゆらゆらほぐす手技。
これで終了。
次お越しの時に伺うと、「パンパンの大豆大だったものが、しわしわの小豆くらいになり、もう痛くありません。」
これでトイレに行くのが怖くなくなりましたね。
と、意外なところに力を発揮する鍼灸の世界です。
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