実は・・・「痔」なんです・・・
なかなか言えない体の悩み、「痔」
つらい、でも言えない・・・
時々、脈を診ていて「失礼ですが、痔でお困りですか?」
「え? あっ、はい。なんでわかるんですか?」
こんな会話することがあります。
これは痔の中でも「いぼ痔」のお話です。
「痔」は、女性に多いことが知られています。
出産を経験した女性が多いですが、意外に若い方もいらっしゃいます。
それはなかなか言えませんよ。
さて、どんな時にそんな会話があるかというと、
肝の脈が強いとき、
肺の脈が強いとき、
その強さは独特なので表現は難しいですが、中に熱を帯びているような感じです。
先日お越しの20代前半の女性の方。
肺の脈が強く、風邪や呼吸器症状がなく、鼻づまりもない。
あれ、もしや?
施術は、肺の熱を取る鍼の後、肺の激しい症状を取る「孔最」にお灸をしっかりしました。熱かったでしょう、よく我慢してくださいました。
その後、背骨をゆらゆらほぐす手技。
これで終了。
次お越しの時に伺うと、「パンパンの大豆大だったものが、しわしわの小豆くらいになり、もう痛くありません。」
これでトイレに行くのが怖くなくなりましたね。
と、意外なところに力を発揮する鍼灸の世界です。
有理はりきゅう室ホームページ