ネット予約、始めました。
ホームページから、ネット予約ができるようになりました。
パソコンやスマホからお気軽にご予約ください。
前日のお昼12時まで受け付けています。
それ以後や時間外については、直接お電話でお問い合わせください。
よもぎ蒸しは、午前は11時、午後は16時もしくは17時のお時間のみご予約ください。
よろしくお願いいたします。
有理はりきゅう室ホームページ
http://www.yuriharikyu.com/
連休の営業についてのお知らせ
7月23日〜26日の連休期間は、
23日 通常営業
24日通常営業
25日通常営業
26日お休み
いたします。
普段、お仕事で治療する時間がない方、この機会をどうぞご利用ください。
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妊活プログラム
有理はりきゅう室で行っている「妊活プログラム」の内容をご案内します。
①鍼灸施術により、体の状態を調える。(週1回 約1時間)
妊娠し、健やかな妊娠期間を過ごし、無事出産するために、主に脾・肝・腎の足の三陰経を調えます。
かぜをひいたら肺経、状態によっては心経や陽経へもアプローチします。
体を温め、子宮をクリーンな状態にする目的で行います。
下腹部にびわの葉をのせ、その上から温め、びわの葉のエキスを浸透させてから、よもぎ蒸ししていただきます。
③自宅で毎日三陰交にお灸
寝る前に毎晩お灸していただきます。
氣血の生成を盛んにし、健やかな妊婦さんでいられます。
④イメージを膨らませる!
最も大切な項目です。
自分自身がこうしてこの世に存在していること、
愛する人と出会えたこと、
その人との子どもを授かろうとしていることを、
なんと素敵なことだろう、と心から喜び祝福し、
赤ちゃんが授かった時のことを想像し、
出産の様子を想像し、
生まれた赤ちゃんを抱っこしている感覚をにおいを想像し、
それらをカラーでイメージできるほどありありと感じていただけたら最高です。
プログラム実施中の方にイメージしていただきました。
下腹部が温かくなってきたそうです。
イメージの力、すごいですよね。
素敵な未来のお手伝いができたらいいな、と思っています。
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ほぼ、一年に1回だけいらっしゃる方
毎年、6月下旬から7月初旬に
「今日、空いてる時間ありますか?」
とお電話いただきます40代の男性。
お名前おっしゃいません、私も伺いません。
なぜなら、わかるから。
季節の風物詩のようです。
症状もほぼわかります。
お腹の調子が悪く、食欲なく、おかゆしか食べられない、と。
梅雨時期に決まって体調崩すのは、概ね脾が弱い方です。
脾経の原穴「太白」に鍼して、三陰交にお灸し、お腹を温める目的で散鍼し、
背中を調える。
季節と体には、密接な関係があるんですね。
雨が続き、大変な地域がたくさんあります。
心からお見舞い申し上げます。
もう少しで梅雨明け、いろんな意味で穏やかな日常を取り戻し、笑顔の日々を取り戻したいものです。
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不妊治療してるんですか?
先日、「不妊治療してるんですか?」
と、お問い合わせのお電話をいただきました。
「はい、実はやっているんです。」
「ほんとですか! では、お願いします。」
とても明るいお声のお返事をいただきました。
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お越しいただきましたその方は、色白で美しい40代なったばかりの、少し寂しげな、不安げな雰囲気でした。
それもそうです、2年以上病院やその他の治療をし、先月もうまくいきませんでした・・・・・。
遠くまで行くのは大変だし、ホームページを見たら、一人ずつだから他の人の話は聞こえないし、聞かれることもないし、っと。
そうなんです、うちは待合でお待ちの方、お隣のベッドの方などいらっしゃいません。完全にプライベート空間なんです。
それに、女性同士ですし。
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カルテに書きこんでいただき、脈診、腹診、触診、そして問診。
妊娠に大切なことは、脾経、肝経、腎経をしっかりさせること、バランスをとること。
四診の結果、腎経が弱いため水の代謝が悪く、そこに熱が加わっている、水+熱の状態と診たてました。
腎経の水を動かす「陰谷」に鍼。
三陰交にお灸。
うつ伏せで背中を調え。
最後に、股関節周りの筋肉へアプローチ。
右腸骨筋が著しく硬く、ゆっくり時間をかけました。
子宮内膜症があり、普段から生理の時お腹の右側が痛むとのこと。
因果関係ははっきりしませんが、ここがほぐれていくと、骨盤内蔵の血行が改善されることが期待されます。
そんな施術を終えた時、
「本当の治療をしてもらった、って感じです。」
との感想をいただきました。
治療は、患者さんと一緒に作り上げていく!
これが私の目標です。
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肩こりなんですが。
以前から娘さんや奥さまが治療にお越しくださっているお宅のご主人が、みんなが行ってるなら行ってみようかな、とお越しくださいました。
主訴は肩こり。
ご本人は以前から近くの鍼灸治療院で時々治療されていた、とのことです。
御家族がお元氣になっていくのを見ていて行ってみたくなった、という、治療家にとってはとてもありがたいお話しです。
細身ですらーっと長身の紳士。
主に事務のお仕事ですが、責任あるお立場なのでいろいろなことがあり、決まった姿勢はなさそうです。
背中曲がり、顎が前に出ている典型的な猫背。
脈を診ると、浮いてややはやく、太くて輪郭がはっきりて強い「洪脈」を打っています。
痩せた方の脈は浮き、
ポッチャリした方の脈は沈んでいるのが普通です。
痩せた方はお肉がないからむき出しで、
ポッチャリした方はお肉に埋もれてる感じです。
痩せてるのに沈み、ポッチャリなのに浮いていると、あれあれ???となります。
速い遅いは、熱の有無。
速いは熱。
遅いは冷え。
稀に、少ない血で全身を栄養するために弱く速く打つ場合もあります。
筋肉の強張り、となると筋肉に配当される「肝」を緩めるのがいいように思われますが、そうばかりではないのが人の体。
肩がガッチガチの脈もお腹もガッチガチなら、肝を緩める治療。私なら「太敦」への鍼。
そうではなかったな、さあどうしよう…
脈診、腹診、問診、望診、聞診、そして切診(触診のこと)を駆使し病理を導き出します。
その整合性をはかるため、いろんな質問をしていきます。
「そのことは、肩こりとは何の関係もありません。肩はその前からずっと凝ってますから。」
ですよね、ですよね。
一見何の関係もなさそうですが、実は関係があることもあります。
例えば、眠れないことと肩こり。
眠るためには、昼間体表で活発に動いていた陽気が胸にしまいこまれて、眠りに着きます。
陽気が中に入るので、寝ると寒いですよね。
胸に熱があると、寝付けない。寝たとしてもすぐ目が覚める。その胸の熱が肩こりとなっていることもあります。
体の変化には、何か理由がある。
私はそう思っています。
雑談の中にヒントがたくさんある、雑談は心と体の状態が現れる宝の山です。
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ある不定愁訴の方のお話
2月のある日、お友達のご紹介でお電話くださった30代後半の女性の方。
「あのー、私、本当に身体がきついんです。
私みたいなのも治るって聞いたんです。
どうですか?」
「いろんな方がいらっしゃいますので、どうぞお越し下さい。」
お仕事終えて、その日の夜にはいらっしゃいました。
首、肩、頭がボーっとする。
寝付けないし、眠りが浅い。
食欲ない。
手足が冷える。
なんせ氣力がない。
脈を診ると、ぷかーっと浮いて力なく輪郭がぼやけている、
お腹を診ると、痩せて力なくぷよーっとしている。
この脈とお腹の状態が一致していると、体の状態がどうであれ、方針は立てやすいです。
手足の冷えはご本人がおっしゃるほどきつくなかったです。
こういう時は、氣血を作り出す力をつけるため、食べたものが氣血となるため、消化器系が盛んになる鍼灸をします。
ご自宅では、三陰交にお灸と、飲食のバランスを整えていただきます。
一週間に一度ののペースでお越しいただきました。
治療しながらのお話で、職場でよく失敗するためびくびくして仕事しているので、毎日ストレスが多い、人間関係もぎくしゃくしてしまう。
早く結婚退職したい、っと。
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こういう場合は、まず、ご自分の心が不調を作っていることを受け入れていただき、
絶対元気になることを決意する必要があります。
今の仕事がご自分に合っているのか?それとも居る場所が違うのか?
仕事を逃げるように結婚を望むのではなく、本当に愛する人と結婚したい、
今の仕事に感謝しつつ、もし居場所が違うとしたら本来の場所はどこなのか?
そんな意識で過ごしていただくよう、毎回お話ししました。
ですよね、わかってるんですけど、できないんです…
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6回治療してからしばらくお越しにならず、
お元氣になり仕事で忙しくされているのか、寝込んでいるのか、自粛期間のため治療を自粛なさっているのか、どうなんだろう?
お元氣になっているといいなぁ、と氣になっていました。
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2ヶ月くらい経ったある土曜日、
「こんにちは、今日は空いていますか?急ですみません、行きたいんです。」
という明るい声。
久しぶりにお会いしたその方は、1時間半かけて通勤する学校でのお勤めを始め、子どもと走り回ってるのであちこち筋肉痛です。食べすぎて太りました、痩せたいです。
その主訴の変わり様にびっくりしました。
食欲なく冷え性が悩みだったその方は、治療を終え、清々しい表情で帰宅され、爽やかな汗の匂いを残していかれました。
元氣が1番ですよね。
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