なぜ骨を強くするといいのか?
骨を刺激し、丈夫にすると骨粗鬆症になりにくくなりますよね。
骨密度を測定して年齢相応の状態なのかを調べることができるようになった現代の私たちは、そのことを数字で実感することができます。
測定できないずっと前から人はそのことを知っていたようです。
「体」の文字、旧字体では「體」と書くように、
骨が豊かであること、骨髄がとても重要だということを昔の人は知っていたんですね。
東洋医学で「骨は腎」「腎は生命力の源」
鍼の経典『難経』には腎間の動気は守邪の神、人の根本なり、と書かれています。
邪から身を守る腎。
いくつになっても骨はリモデリング「作っては壊し、壊れては作る」という新陳代謝を繰り返していて、全身の骨は諸説あるようですが3年~5年で生まれ変わるのだそうです。
そして、骨の刺激は3か月から効果が出始めるのだそうです。
日常で私たちが手軽に取り組むことができる刺激の方法は、
①前回のブログでご紹介しました軽く握ったこぶしでトントン刺激すること
②歩くこと
雨が続き車で移動することが多くなり、目的地の駐車場から入口までしか歩くことがない日が増えてきました。
歩くことは骨を刺激し、軽い運動は氣のめぐりがよくなり肺氣がめぐり、免疫力を適度にします。
梅雨の晴れ間に少しでも外に出て、歩いてみませんか?
有理はりきゅう室ホームページ