お母さんたち、たんぱく質を摂りましょう
鍼で五臓六腑にアプローチする場合、
体を大まかに5つの状態のどれに当てはまるか診ていきます。
1.硬くなっているか
2.熱を持っているか
3.緩んでいるか
4.冷えているか
5.水の代謝が悪くむくんでいるか
お母さん世代に多いのが、圧倒的に3の緩んでいるタイプです。
緩むということは、だるい状態、疲れがたまっている状態です。
朝早く起きて家事や仕事や送り迎えや学校行事、地域のことなど日々の疲れがたまっていることはもちろんあります。
それに加えて緩みを招く大きな原因が、糖質過多たんぱく質不足です。
味とそれがもたらす作用を5つのカテゴリーに分けると、
1.酸味は引き締める作用
2.苦味は冷やす作用
3.甘味は緩める作用
4.辛味は発散作用
5.塩味は水分量を調節する作用
糖質は3の甘味に分類されます。
家族の食事を作って自分のお皿にはみんなより少ないおかずにご飯で済ませたり、お昼はパンだけめんだけなど糖質中心の単体で済ませていませんか?
糖質過多の食事は体がだるいだけでなく、消化器系の動きが鈍くなり便秘や下痢を起こしやすい、歯茎に力がなくなる、口の中が腫れぼったくなる、口内炎ができやすくなる、関節軟骨がもろくなり変形性関節症を起こしやすくなる、鼻が詰まりやすくなる、打った覚えもまいのに青あざができる、など様々なトラブルの原因となります。
極端な糖質制限は考え物ですが、
お母さんたち、体を作るたんぱく質をもっと摂りましょう。